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意外と知らないカメラの正しい構え方

こんにちは。

ZenFotomaticサポートのMasatsuguです。

 

今回はカメラの正しい構え方についてご説明をします。

何をいまさら…と思うかもしれませんが、間違った構え方をしている方ってけっこう多いんです。

手ブレによる失敗写真を防ぐためにカメラは正しく構える必要があります。

また、何よりも間違えた構え方は格好悪いです… 正しいカメラの構え方について今1度おさらいをしてみてみましょう!

1.一眼レフの構え方

 

では早速!

一眼レフの正しい構え方はこちらです。

こちらが基本形です。

 

ポイントは以下の2です。

 

①左手はレンズを持つ

左手はカメラ本体を持たずにレンズを持ちましょう。

そうすることでカメラを安定して持つことができます。

 

②脇を締める

カメラを構える時に脇を締めるというのは皆さんよく聞くかと思います。 脇が開いているとカメラを安定して持つことができず手ブレの原因になります。

しっかりと締めましょう。

2.重たいカメラもラクにもつコツ

 

カメラを構える上でもう1点注意していただきたい点があります。

 

皆さんカメラを支えている手って右手ですか?左手ですか?

 

この質問をすると右手で支えている方が多いようです。

このように右手でカメラを支えると手首に負担がかかります。

 

 商品撮影をしている女性のスタッフさんから「一眼レフは重くて手首が痛いんです…」とご相談を受ける事がたまにあります。

 

女性にとって一眼レフは決して軽いものではありませんが、手首が痛くなる原因は重さではなく実は持ち方が原因の場合もあるのです。

 

カメラは左手で支えて、右手はシャッターボタンを押すために添える程度にしましょう。

3.コンデジ・スマホの構え方

 

最近はスマホで写真を撮影をする方が非常に多いかと思います。

 

コンパクトでいつでも手軽に撮影できるのがコンデジやスマホの良い所ですが、コンパクトが故に手ブレをしやすいというデメリットがあります。

 

コンデジやスマホで撮影をする場合は以下のように持ってみましょう。 

左手の親指と人差指でカメラを覆うように持ってください。

この時、一眼と同様脇をしっかりと締めることも忘れないでくださいね。

4.その他手ブレを抑えるテクニック

 

また、構え方以外でも手ブレを最小限に抑える方法があります。

 

①息を止めない

シャッターを切るときは息を止めずに少しずつ吐きながらシャッターを切りましょう。 息を止めた方が手ブレが抑えられそうな気がしますが、実は逆なのです。

無意識に息を止めている方も多いと思いますので、こちらも意識してみましょう。

 

②壁や手すりなど固定物を利用する

商品撮影では利用することはないテクニックですが、壁や木など固定されているものに寄りかかることで体のブレを止めることができ、手ブレも抑える事ができます。

また、手すりや机の上などにカメラを置きながら持てば体のブレはなくなり三脚を利用している時のように安定して撮影をすることが出来ます。
普段の撮影で大いにに活躍しますのでこちらも是非活用してみてくださいね。

 

カメラの構え方は撮影テクニックの中でも基本中の基本ですが、意外と疎かにしがちな部分だと思います。正しく構えることで手ブレが少なくなれば、撮り直しも減りますので商品撮影においては効率化にも貢献します。

今一度自分の構え方を確認して、基本を振り返ってみてくださいね。