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EC企業が商品撮影・画像加工業務でやりがちな間違い4選

 

Masatsugu

2018.7.26

こんにちは!
ZenFotomaticサポートのMasatsuguです。
本日もEC運営お疲れ様です!

ZenFotomaticのサポート業務をしていると商品撮影や画像加工について毎日たくさんのご相談をいただきます。
私はサポート業務の一環としてお客様の撮影ブースにお邪魔して商品撮影の方法やワークフローのアドバイスなども行なっているのですが、訪問すると良い意味でも悪い意味でもお客様からたくさんのことを勉強させてもらっています。

そこで今回は私がこれまで多くのEC企業様を訪問した経験から、

多くのEC企業が商品撮影・画像加工業務でやりがちな間違い4選

をご紹介したいと思います。

1. 高価なカメラを使う

いいカメラ=キレイに写真が撮れると勘違いして高価なカメラやレンズを購入してします方がおられますが、ECの商品画像を作成する上でこれはあまり意味のないことです。

ネットショップ上で表示する程度の画像サイズであれば高いカメラも安いカメラも画質やクオリティにそれほど違いはでません。

一眼レフを購入するのであればエントリーモデルで十分です。
レンズも基本的にはキットレンズで対応可能です。

 

「あそこの有名ショップAって商品画像キレイだけど高いカメラ使ってるの?」
なんていう質問をされることもありますが、高価な一眼レフを使用しているEC企業さんはほとんどいません。
むしろ最近ではスマホで商品撮影している所が増えてきているくらいです。


比較のために「iPhone7」と「一眼レフ」で同じ商品を撮影してみました。

*スマホは純正のカメラアプリを利用しています
*両画像とも撮影後に背景の白抜き加工のみ行なっています。

色合いは大きく差が出ていますが、それ以外について特にスマホが一眼レフに劣っているという点はないかと思います。
(スマホで色合いを正しく表現したい場合は純正のカメラアプリではなく、ホワイトバランスを調整できるカメラアプリを利用しましょう。)


商品によっては「一眼レフと用途に見合ったレンズ」を利用した方が良いですが、たいていの商品はスマホで撮っても特に問題ありません。

高価なカメラやレンズにかけるコストがあるのなら売上に直結する所にかけた方が懸命です。

必要以上に商品画像のクオリティにこだわる

きれいな商品画像を作ることは重要ですが、必要以上にクオリティにこだわるのはNGです。

商品撮影や画像加工にまるでプロの如く細部にまでこだわりを見せる方がたまにいらっしゃいます。



これははっきり言って無駄な行為でしかありません。




そのこだわりって自己満足じゃありませんか?

そのこだわりお客様のためになっていますか?

そのこだわりは売上に繋がってますか?



商品画像に100%のクオリティを求めても売上にはほとんど影響しません。
ECにおいては80%のクオリティでも良いので仕入れた在庫を早く販売にかけることの方がよっぽど売上に繋がります。
ECの商品画像はメーカーの商品画像とは違うのです。



仮にECの商品画像でもそこまでクオリティにこだわる必要があるなら最初からプロに頼むべきです。

プロに外注した方が結果、時間もコストも削減できます。



商品画像を作ることの目的が「商品を売る」ことではなく「きれいな商品画像を作る」ことになっては決していけません。


何でも自前でやろうとする


「費用がかかるから」


という理由だけで外注などを利用せず何でも自分たちでやろうとする方は結構多いです。


商品撮影・画像加工では撮影代行や画像加工代行、画像加工ツール(背景の切り抜きや白抜きツールなど)など便利なサービスがありますが、これらを積極的に利用していない企業さんが多いように感じます。



「費用がかかる」という言い分はわかります。

しかしよく考えてみてください。




商品撮影や画像加工業務などはEC運営において必要不可欠なものですが、これは仕事ではなく単なる「作業」にしかすぎません。
この「作業」をただこなすだけでは売上は積み上がりません。




貴重な社内のスタッフにこの「作業」をまださせますか?
本来社内のスタッフは売上・利益を積み上げるための「仕事」をしなければいけないのです。

ECにおいて売上・利益を積み上げるためにやらなければいけないことは山ほどあります。

外注や自動ツールなどを積極的に利用し単純作業の負担を減らし、並行してスタッフが売上・利益をもっと伸ばすため「仕事」を行う。


これが前向きなEC運営です。

作業を「標準化」しない

中小のEC企業では商品撮影や画像加工の業務を特定の担当者が専任で行なっており「属人化」されているケースが非常多いです。

商品撮影や画像加工は誰でもすぐに出来るほど簡単なものではありませんので仕方のないことではありますが、「属人化」されている状態を放置するのはとても危険です。




このようなケースが招くBADケース
は…


「社内で唯一商品撮影ができる担当Aさん。家庭の事情で急に退職をすることに。引き継ぎも十分に行われなかったため、残された社内のスタッフが誰も商品撮影が出来ず、業務が進まない。」





嘘みたいですが、こうゆう話は実際に結構あるんです。

ただでさえスタッフが退社する時は

「急に辞める」
「引き継ぎがろくにされない」

というのはよくある話です。


しっかり引き継ぎをして退社するというケースの方がむしろ少ないのではないでしょうか?





商品撮影ができないということは商品登録も滞ります。

商品登録が滞ればその間在庫は眠っている状態、つまり販売の機会損失が発生していることになります。

これは商品登録サイクルの早いショップにとっては特に死活問題です。





近年EC業界でも人材不足は深刻です。

商品撮影や画像加工ができるスタッフを探そうと思ってもそう簡単には見つかりません。



スタッフが身につけた撮影スキルや加工スキル、これは会社にとって財産です。

この財産をしっかりと会社が管理しておくことが重要です。



スタッフが得た商品撮影や画像加工のスキルをマニュアル化しておきましょう。

マニュアル化しておけば急にスタッフが辞めた時でも対応ができますし、新しく入ったスタッフに仕事を教える時にもこのマニュアルが活躍してくれます。


あなたの会社でもこのようなことしていませんか?

どれだけ頑張って仕事をしても利益を出さなければ、それはただの時間の無駄遣いであり何の意味のありません。
自分のやっていることが本当に意味のあることか?売上・利益に繋がっているかをこれを機に見返してみてください。